真央、開幕戦優勝のラストシーズン

浅田真央選手


フィギュアスケートのグランプリシリーズが開幕し、第1戦はアメリカで行われました。

20日の女子フリーで浅田真央選手は最終滑走で131.37点をマークし、グランプリシリーズ初戦を優勝で飾りました。


浅田選手は前日のショートプログラムでも73.18点を記録し1位となり、ショートフリーをあわせた合計は200点を超えるスコアになりました。

この結果、浅田選手はファイナルを含むグランプリシリーズ7大会をすべて制覇したことになり、またグランプリシリーズ全12勝は日本人最多の記録です。



浅田選手は今シーズンのラストを飾るソチ五輪での引退を発表していました。
なので、今回のグランプリシリーズはラストシーズンの開幕戦という大切なものでした。

前日のショートで「いいスタートがきれた」と語った浅田選手は、得意のトリプルアクセルは失敗してしまったものの、その後のトリプルフリップやルッツ、ループは成功。

また、スピンやステップでも加点され、2位に大差をつけての優勝になりました。

開幕戦優勝を飾った浅田選手には、ラストシーズン悔いの残らないような試合をしていって欲しいと思います。そして、最後となるソチ五輪ですばらしい結果を収めてくれることを願っています。