フィギュアスケートの元世界女王、安藤美姫選手が4日群馬県で行われた東日本選手権で2位になりました。
この選手権の5位以内の選手には、ソチオリンピックへの最終選考会である全日本選手権の出場権が与えられます。
前日に行われたショートプログラムでは13位という不本意な結果で終わってしまった安藤選手。
ですが、この日のフリープログラムでは、スピンやステップで高い要素は取れなかったものの、全体を綺麗にまとめてフリーでは1位。
その結果、総合で2位となり、全日本選手権への出場権を獲得しました。
安藤選手は今年4月に出産。
その後、ソチオリンピックへの挑戦を表明していました。
「半分あきらめていた」と語りながらも、ソチへの望みを繋いだことに安堵の表情を浮かべていました。
フィギュアスケートの女子選手は実力者そろいで、若い選手の台頭も目立っています。
その中で元世界女王の安藤選手がどれだけ活躍できるのか、期待したいと思います。