31日、東京ドームで行われた楽天対巨人の日本シリーズ第5戦は、今年の日本シリーズでは初の延長10回、楽天が4対2と勝ち越しました。
これで楽天は日本一まで後1勝とし、王手をかけたことになります。
先発の辛島投手は5回1安打無失点の好投し、マウンドを降りました。
後に続いたルーキー則本投手も2点を返されながらも、気迫のピッチングで巨人打線を圧倒していました。
2対2で迎えた延長10回には、藤田選手がふくらはぎにデットボールを受けながらも出塁。
続く銀次選手のセンター前ヒットで3塁まで進みましたが、星野監督からのストップがかかり途中交代となりました。
ベンチに戻る藤田選手の目には悔しさから涙が溢れていました。
この回に2点を追加して4対2とした楽天は、そのまま逃げ切り日本シリーズ3勝目を挙げました。
これで日本一に王手がかかった楽天は、11月2日の本拠地での試合にエースの田中将大投手を起用し日本一を目指します。
試合後、逆転のきっかけとなった藤田選手は自力で歩けない状態ながらも「6戦目はいけます!」と答えていたそうです。
チーム初の日本一まであと1勝、頑張って欲しいです!