富士山が世界遺産に


日本の象徴といえる富士山が、このたび世界遺産として登録されましたね。


静岡市の三保の松原も同時に世界遺産登録が決まり、既に昨年を大きく上回る観光客が押し寄せているそうです。

近年、「山ガール」などの言葉が生まれたように、女性同士で山を登るのが流行になったりしているようですしこの世界遺産認定を受けて、今後ますます登山が人気になるのかもしれませんね。

観光客を相手にした地元観光業者や、世界遺産認定に向けてPRを重ねてきた関係者は
この知らせを非常に喜ばしいものと捉えているようですが まだまだ解決しきれない問題なども山積みとなっているため富士登山道の清掃などに尽力されている、アルピニスト野口健さんなど手放しでは喜べないといった人々が多いのも、また事実です。

軽い気持ちから軽装で山に入り、遭難者が出たり
旅の恥はかき捨てとばかり、ゴミを持ち帰らなかったり
わざと登山道以外のルートを通ったり
珍しい高山植物を根こそぎ持っていったり・・・

せっかく美しい姿が世界に認められたのですから、いつまでもその姿が保てるように
一人一人の心がけが大切ですね。