川越シェフ 平謝り

雑誌「サイゾー」のインタビュー記事での発言で、ネットで炎上騒ぎになっている
人気シェフの川越達也さんですが・・・正直、個人的には同情しています。

「水代として800円取られた」などと自身のレストランを非難されたことについて
「くだらないです」と一蹴し、「(お水代として)1000円や1500円取るお店だってありますよ。」
「年収300万、400万の人にはわからない」と反論をしたことが騒ぎの元となったようですね。

私も川越シェフがテレビでインタビューを受けているのを見ましたが
これは、シェフが威張っているのでもなんでもなく、ただ批判した人もお店について
全く無知なまま足を運んでしまったがために起こったことだと思います。
極端な例かもしれませんが、シャネルやディオールの歴史やこだわりなど、ディティールまで愛して贔屓にするような人は
少なくとも年収300万では無理なわけだし・・・

私のような一般市民が考えても、例えばミシュランガイドなどで3ツ星がついているレストランにいきなり出かけませんよね?
初めて出かけて行く時、ホストがいるような場合なら特に、どんなコースがあるのか、
ランチとディナーでは時間やメニューがどう違うのか・・・など
事前にリサーチし予約を入れておけば、スムーズに、スマートに食事やサービスを受けられて
お互いに嫌な思いはしなくていいと思うのですが・・・。
川越シェフだって、プライドを持ってお店を出されているのだと思いますし
川越シェフのお店だけが、お水代を請求しているわけじゃないんですから。


「お客様は神様です」などと言いますが、「客」としての自覚を持たなければ行けない場所ってありますよね?
「お客様なんだから何をしても許される」なんてことはないはずです。

かく言う私もただのクレーマーにならないように、気をつけます。