子供の安全には警戒を

愛知で小学校1年生の女児が、同じマンションの住人である
23歳の若い男に監禁されるという事件が起きた翌日、今度は広島で
塾帰りの小学校6年生の女児が20歳の大学生の男に
旅行かばんに詰め込まれ、あわや誘拐されるという事件が起きました。

同じマンション内で、いつもの通り道で、親子にとっては馴染みの場所で起きた
「隙を突く」ような犯行が相次いだことに、子を持つ身としては
どうしたら子供を危険から守れるのかと考えさせられたとともに
身近に潜む恐怖を感じました。

こういったセンセーショナルな犯罪の場合、犯人が逮捕されました、
動機が明らかになりましたと、しばらくは大きく取り上げられるので
学校や保護者も気を付けようという意識を持ちますが
時間の経過とともに元に戻っていくこともあると思います。
子供の自由を制限することなく、危険から遠ざけるにはどうしたらいいのか
本当に悩ましいところです。

今回の事件の場合、幸いなことに被害にあった女児に
怪我はありませんでしたが、心には大きな傷が残ってしまったのではと
思うと胸が痛みます。
彼女たちの心がきちんとケアされて、一日も早く笑顔が戻るように
願ってやみません。